ヒンカク
2007 / 10 / 31 ( Wed ) 2006年流行語大賞のひとつだった「品格」。「国家の品格」に始まり、「ハケンの品格」なんてドラマもあった。本来なら、流行するような言葉じゃないと思うんだけど、ブームだなぁ。それだけ目新しいものになってしまったということなのか?
そして、今「女性の品格」なる本を読んでいる。言うまでもなく、今をときめくベストセラー。パラパラ立ち読みした程度で自分では買わなかったんだけど、なぜか母が2冊買ってきて私に1冊くれた。娘に品格を求めているに違いない。 中身は、生活全般に至る細々としたことについて、品格のある人間たるべきたしなみが書かれている。いずれももっともなことで、自分に足りないと思われることがたくさんあったので、そこは反省。 読んでいて、昔一緒に暮らしていた祖父母を思い出した。今は二人とも他界しているが、幼少期を祖父母と暮らしたことは大きかったと思う。祖父母が教えてくれたこと、何気なく口にしていた考えは、私の価値観の成立に少なからず影響を及ぼしている。もちろん昔の人だから、今考えると時代遅れなところもあったけど、それはそれで「今は違うよな」と物事を考える手がかりになった。もっとも私は、その祖父母をして「この子は本当に強情だ」「この子は言うことを聞かない」と言わしめる孫娘だったのだが;; この本を読んでいると、あの頃聞いた教えを懐かしく思い出す。 時代が移り変わって、こういうことは本を読んでふむふむと教わる時代になってしまった。当たり前といえば当たり前のことが書かれた本がバカ売れしている。それだけ、年上の者から若い者へ、何かを伝えていくという縦のつながりが希薄になっているのだろう。若者が謙虚に聴く耳を持たないことも理由のひとつだけど、世代を超えてみんなが横つながりの、変なオトモダチ社会になっているせいだろうな。親子も、師弟関係も、先輩後輩も、みんな横並びのオトモダチ。どうしてだろ?みんな嫌われたくないから。みんな物分かりのいいオトナでいたいから。みんな自分の考えに自信がないから。そんなような理由で年上世代が及び腰になっているんじゃないか。・・・でも、もちろん横並びは安心で楽しいけど、その世代が終わったらそれまでなんだよね。自分が死んだ後は野となれ山となれと思うなら別だが、もっと勇気を持って先のことを考えなきゃいけないんじゃないのか。 こういった本が注目を集めているのは悪いことではないと思うけど、できればやっぱり人間から学びたいもの。本を読むまでもなく、身の回りに素敵な人はたくさんいる。私が尊敬する先輩諸氏に共通しているのは、 ・時間の使い方がうまい(忙しいのにバタバタしたところは見せず、忙しい中でも必ず自分のための時間は確保している)。 ・派手ではないがいつもおしゃれである(何かと理由をつけて無頓着な人は多いけど、おしゃれは暇だからするものではない。男性も同じ)。 ・自分を引き立てるメイクがうまい(厚化粧は論外だけど、社会人の女性にとってメイクはエチケットだと思う。素肌自慢はプライベートですればいい)。 ・飲みの席での話が楽しい(バカ騒ぎするということではなく、場を楽しくできるということ。愚痴ばっかりとか、自分の話ばっかりとか、まわりはだんだん飽きてくる。あと、みんなで飲んでるのに特定の人としゃべってばっかりの人もどうかと思う) 他にも、手紙の宛名が美しい筆書きだったりとか、みんなが疲れている夜の会議にさり気ない差し入れを持ってきてくれたりとか、気の利いた心遣いを感じる場面はたくさんある。わざわざこれはこうするものですよ、と教えてくれるのは特別に親切な人であって、そうでなくても素敵な人のありさまは盗み学ぶべきだ。 あと、品格という言葉を多用すること自体に、ちょっと抵抗を感じるのは私だけかしら。 「品格ある○○」と出てくるたびに、ちょっと嫌味なプライドを感じて鼻白む。本当に品格ある人は、あえてそれを言葉にしない気がするのだが。 |
象の背中
2007 / 10 / 28 ( Sun ) 久しぶりに、映画館で映画を観た。お台場のメディアージュ、初めて行ったけど、きれいで見やすいので気に入った。わざわざ映画を見に行くには、ちょっと遠いのが難点だけどね。
たくさんの映画の中から、『象の背中』を観た。役所広司演じる働き盛りの男性が、癌で余命半年と宣告される。彼を取り巻く家族、恋人、仕事仲間、そして彼がもう一度会いたかった人たちとの、最後の時間を描いた物語。 物語自体はありがちと言えばありがちで、後半3分の1ぐらいはあまりに美しく作られすぎていて、ちょっと現実離れしてしまったのが残念だったかな。死ぬ間際には、もっと得も言われぬ葛藤が見えてくるんじゃないかと期待していたんだけど(笑)。でも、こういう生死に関わるテーマに弱い私は、開始5分後ぐらいから涙が止まらず、しまいに鼻水で窒息するんじゃないかと思うほど泣きっぱなしだった。後で目が腫れないように大泣きする方法って知ってます?泣いてるときに、やたらと涙を拭かないことです。涙腺をおさえるから、中に涙が鬱屈して腫れるのです。だから私はいつも垂れ流して泣きます。おかげで、泣き終わった後はほとんどすっぴんです。 話を元に戻す。この映画を観ながら、死ぬときに、自分の人生のメインキャストと言える人は誰だろう、と考えた。自分の人生だから主人公は自分だとして、そのあらすじを語るのに欠かせない人は誰だろうね?家族、友達、仲間、付き合った人、いくつかの顔がぱっと思い浮かぶ。長い関わりがあっても今となってはメインキャストとは言えない人もいるし、今はまったく関わりがなくてもきっと死ぬまでメインキャストだろうなあと思う人もいる。幸せなことでも、そうでなかったことでも、自分が変わるきっかけをくれた人は、みんなメインキャストだ。 これから、メインキャストはどれぐらい増えていくんだろうか。いや、さすがに全員とは無理でも、出会った人と、メインキャストと言える関わりをもつようにすればいいんだな。そして、メインキャストのみなさんには、心づくしの演出をすることだ。尻切れトンボなお話にならないように。 それと、役所広司はやっぱりかっこいいね〜。この作品の撮影を通して、医者に止められるほど痩せたそうだけど、最後の方とか本当にがりがりだった。役者魂感じるなぁ。 話は変わって、残念な話題。 以前書いた江戸吉原花魁ふぇすたが、なんと中止になってしまったのである。 見に行こうと思っていてくれた人、ごめんなさい。 なんでも、管轄の警察署長からストップがかかったらしい。吉原の地域は江戸時代から今に続く風俗街で、その収入が暴力団の資金源にもなっているという事情から、フェスタを後押しするわけにはいかないと判断したそうだ。というのが、建前の理由。 現実には、フェスタにそういった風俗営業は一切関わっていないし、趣旨を理解できないはずはないと思うので、たぶん、運営サイドが手配を間違ったんじゃないかなあと私は思う。大規模な協力が必要なら、話を通す順番とか、時期とか、そういうことはとても大切だ。時期を逃せば、気持ちはあっても物理的に協力が無理な場合もあるし。 私は、一参加者だったからいいけど、運営側は大変だろうなあ。都の助成金もとりつけて、ポスターまで配布していたのに、どうするんだろうか。。。 まあ、ひとつのイベントを行うには、綿密な計画と準備が必要ということですね。ちょっとした催しでも、それを運営する人たちの熱意と協力と実行力があって、初めて実現できるのだとあらためて思った次第です。 |
おめでとう!!
2007 / 10 / 22 ( Mon ) こないだの土曜日、心配された天気予報を吹き飛ばすように晴れ渡った空の下、扇谷夫妻の結婚パーティーが行われた。3年前に出会ったときからもう付き合っていたし、すでに夫妻のような落ち着き感のあった2人だけど、新郎新婦となるとやはり晴れやかさが違う。会場には、気球のみんなはもちろん、殺陣教室のメンバー、BEYONDで振り付けしたメンバーなど顔見知りが多く、にぎやかなパーティーになった。受付ではチケットの半券を渡されるという遊び心いっぱいの演出、そして入口には今までの二人の舞台写真が飾られ、その中には2人が出演してくれた気球のなつかしい公演写真も。扇谷夫妻らしい手作り感が、温かい雰囲気をかもし出していた。 新郎新婦の入場は、外の大きな階段から。 2人とも背が高いから、まあ見栄えのすること! 外でひとしきり撮影大会となったあと、会場へ。 乾杯・ケーキカット・歓談に続いて、最初の出し物は我らがBe4℃!。役者陣ともども、これが終わるまでは全然気が抜けない。オープニングの映像が出ないというアクシデントはあったものの、会場の空気に力を得て、楽しいプチ公演になった。なんたって、新郎新婦がそのまま出演の芝居だからね。もちろん、他じゃ見られません(笑)。でも、準備でいろいろ忙しいだろうに、「芝居にも出たい!」というこの夫婦の心意気が好き。やっぱり踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損だもの。 こんな機会でもなければたぶんあり得ない顔ぶれで芝居ができたのも、いい思い出になった。扇谷くん、マヤちゃん、福井さん、けんけんさん、京子ちゃん、岩井さん、瞳ちゃん、セレブ、そして中條さん、みんなどうもありがとう。 ![]() Be4℃!旗揚げ解散公演「Open the curtain」 芝居が終わり、次のお役目はサプライズ企画。パーティーの終わりで、晶子さんと一緒に新郎新婦のお母様たちからの手紙を朗読した。さすが、本物のお母さんたちの言葉は、温かいね。2人への愛情と、今までの年月がひしひしと感じられる文章に、2人も涙ぐんでいた。ちゃんと伝わるように読めたかなあ。すでに2時間半飲み続けて、噛まないように必死だったんだけど ^^;) ともあれ、今回も大切な仲間の晴れ舞台に関わることができてよかったです。末永くお幸せに! ![]() 新婦マヤちゃんと、今回もブーケプルズを逃した私;; さて、7月から3件続いた結婚パーティーもこれで一段落。 3回のプチ公演で芝居気分を味わってきたけれども、気がつけば前の公演からもう8ヶ月たつ。充電期間としては十分だろう。次なる創作に向けて、そろそろ始動するか。 |
プチ本番間近
2007 / 10 / 16 ( Tue ) 扇谷夫妻の結婚パーティーがいよいよ次の土曜日に迫り、Be4℃!の小芝居の準備に余念がない。稽古は残すところあと2回、どういった仕上がりになるか楽しみである。前にも書いたように、今回の役者陣は今までの気球メンバーとは異なる顔ぶれである。違う土俵で演出をするのに少し緊張しつつ、ちょっぴりプロデュース気分も味わいながら、結局はわりと今まで通りにやっている。それを受け入れてくれているBe4℃!のメンバーにも感謝☆せっかくだから、気球ではやらないテイストの芝居にするつもりである。ん〜、でもどうかな。やっぱりわたし流なのかな。
昨日の稽古場は児童館だったのだが、今回稽古場代をケチるために半面のみ予約していた。すると、もう半面でも芝居の稽古をやっていた。そこの芝居がまた、男性ばっかりで声も大きいし、熱い熱い。こちらも我知らずヒートアップして、芝居の声やダメ出しの声が大きくなっていく。いやぁ、どんだけうるさい児童館だったことだろう。。。 今週末のパーティーでは、久しぶりに和服を着ようと思う。でもまあ、カジュアルなパーティーだからそんなにあらたまらない感じで。最近は、和服をポップに着こなしている若い人もいて、街なかで思わず目を惹かれる。今日あたり、ちょっとかわいい帯締めでも探しに行こう♪ |
江戸花魁ふぇすた
2007 / 10 / 10 ( Wed ) ちょっとサボり気味だった気球日記。
ここ最近は、扇谷夫妻の結婚パーティーで行う「Be4℃!旗揚げ解散公演 Open the curtain」の稽古があったり、殺陣飲みで徹夜しちゃったり、けっこうやんちゃな毎日だった。 さて今度、舞刀なるものに初挑戦することになった。 来月11日、浅草近くの吉原で行われる『江戸花魁ふぇすた』にて、暫月流というグループに参加することになったのである。今年は吉原が開場して350年の節目に当たる年だそうで、その歴史を語り伝え、先人の遺徳慰霊の気持ちをこめて行われるイベント。花魁道中や、花魁よさこいなどさまざまな出し物がある中で、我らが暫月流は舞刀を披露するとのこと。吉原や花魁などの文化にも興味があるし、お祭りごとは好きなので、参加してみることにした。 だがしかし、肝心の舞刀とはなんぞや?私も初めてだから分からない。 どうやら、殺陣と舞のあいのこのような表現らしい。音楽に乗せて、刀や扇を使って立ち回りのような舞をする。 チームには姫役と侍役があり、それぞれに衣装や動きが違うのだが、私が声をかけていただいたのは侍役。ん?なんで?・・・殺陣経験があるからだよね、きっと。。。 今日の稽古では、マイセンなるものを使った。マイセンといっても、美術館やとんかつやお皿ではない、舞扇ですぞ。日舞などでも使うきれいでしっかりとした扇だが、私は手にするのも初めて。「かなめ返し」なるものを教わったけれど、ん?ん?頭も指もこんがらがってしまった。難しいな。練習しなくちゃ。 また、抜刀・納刀の練習も。舞刀で使う刀は居合刀より短めで軽いので、殺陣の稽古よりはだいぶ楽。 当日は、一般の方々にもぜひ着物や時代装束のコスプレで参加してください!と呼びかけているそうです。もちろん現代の装いでも大歓迎ですので、気が向いた方は遊びにいらしてください♪ |
ディズニー三昧!
2007 / 10 / 01 ( Mon ) 先週・今週と、2週続けてディズニーランドに行った。
先週は気球のみんなと、今日は晶子さんと2人で。 ディズニーランドは今まさにハロウィンのまっさかり。リニューアルオープンされたアトラクションもあり、夜のエレクトリカルパレードもリニューアルされて、活気に満ちている。たまたま、遊びの行き先がかぶってしまっただけなのだけど、2週続きで行っても全く飽きないのがディズニーの魅力だ。それにしても、パーク内にいろんな耳や帽子をつけている人の多いこと。昔はこんなにいたかしら?みんなコスプレ願望があるのかなあ。それとも、ディズニーの熱に浮かされてしまうのかしら。かく言う自分も、ついつい浮かれてミニーの耳とかつけてしまう。でも一応控えめに、小さいやつ。 お色直ししたホーンテッドマンションやハニーハント、カリブの海賊をはじめ、コースター系のアトラクションも十分に満喫したし、昨日は、先週見られなかったショーのパレード参加券を引き当て、ドナルドと一緒にパレードルートを踊り歩いた!楽しかった! 現実をつかの間忘れて、夢の王国に浸るのも時にはいいものだ。 ディズニーには、私たちを徹底的にだましてくれる、そんな魅力があるんだなあ。 ![]() ![]() みんなと撮った写真。 そして、スティッチのカチューシャが異様に似合う小まめ。 |
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こないだの土曜日、心配された天気予報を吹き飛ばすように晴れ渡った空の下、扇谷夫妻の結婚パーティーが行われた。3年前に出会ったときからもう付き合っていたし、すでに夫妻のような落ち着き感のあった2人だけど、新郎新婦となるとやはり晴れやかさが違う。会場には、気球のみんなはもちろん、殺陣教室のメンバー、BEYONDで振り付けしたメンバーなど顔見知りが多く、にぎやかなパーティーになった。

だがしかし、肝心の舞刀とはなんぞや?
