沸騰
2006 / 09 / 30 ( Sat )
 わーい。あと一週間。いよいよいろんなことが差し迫ってきたぞ。余裕はいつもないけれど、最近の睡眠時間といったらだいぶ命がけだ。でも大丈夫。公演が終わるまでは、絶対に生き延びる。今日明日は、公演前最後の週末。変わり通しをはさみながら、総通しスペシャルだ。
 しかし、始終忙しなく追われていると、どうしても心のゆとりがなくなって、どうでもいいことが気になったり、些末な問題にイライラしたりする。
 もう一段、シフトを変えよう。これがすべて折り込み済みのノーマルシフト。そう思えば、なにもあらためて焦ることもないし、もっとできることがあるはず。そして、後回しにできないことだけに、神経を集中するのだ。

 耳を澄ませよう。
 心を澄ませよう。
 私にはやりたいことがある。
 私には伝えたい想いがある。
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あと2週間
2006 / 09 / 25 ( Mon )
 さてさて。
 本番まであと2週間を切ったってさ。
 へぇ〜、そいつはすごい!で、仕上がりはどうなんだい?
 ・・・神のみぞ知る。

 いや、遊んでる場合ではなくて、本当にあっという間に本番の日が迫ってきた。まだまだ不安定なところや、心配なところもあるけれども、2週間後に向けて着々と仕上がりつつある。これから、まだやることがたくさんあるけれども、きっとなんとかなる。がんばれっ、がんばれっ、びしっ、びしっ!(自分のお尻を叩く音)。
 昨日・一昨日は週末につき連日稽古だった。土曜日はロング稽古でダンスの仕上げと通しをする。また、役者一人ひとりと話をする。日曜日は、午前中から抜き稽古。どこも、やればやるほどおもしろくなって本当に時間が惜しい。2週間という時間は、とても短いけれど、まだまだ劇的に変わる余裕のある時間でもある。限られた時間を大事に使って、本番に全員のピークを持ってきたいと思う。
 日曜日の夜は殺陣教室だった。桜井さんと一緒に稽古場へ向かうが、抗えない疲労感と眠気。。。ああ、これで殺陣なんかやったら、いよいよ死ぬんじゃないかなと思ったが、意外にも元気いっぱいに汗だくで運動してしまった。久しぶりに居合い着を着て木刀を振る。今日のメニューは打ち込みと抜き胴。やっぱり殺陣はおもしろい。そして、いっぱい汗をかいたあとはたっぷり飲んでしまった。いや、ほんとにそろそろ死ぬんじゃないかな。。。でも殺陣飲みは、やんちゃな大人ばかりで楽しいのだ。
 本番間近になると、基本的に演出に休憩はないので、けっこう長い時間ずっと集中していることになる。当然のことながら疲労感は増大するが、ほとんど動かないので、実は体は使っていない。ひどいと、長時間稽古していても席を立つのはトイレに行くときだけだったりするのだ。殺陣教室でいっぱい運動したことが、体には嬉しかったんだな、きっと。いやほんと、動かないで飲んでるだけじゃあなた、大変なことになりますよ。。。

 そろそろ、予約が埋まってきた回もあるようですので、みなさまぜひお早目のご予約をお願いします。みなさまのご来場、心よりお待ちしています。
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私の好きな笑い
2006 / 09 / 23 ( Sat )
 私はよく笑う。そして、笑い声が大きい。もっと上品な笑い方を身につけたいところだ。

 それはさておき、世間はお笑いブームである。芝居でも、笑いを取り入れた芝居は多い。笑いなくして芝居は成り立たないという人もいるほどである。
 でも、私自身は笑いがどうも分からない。というのも、どうも私は笑いのツボが人とズレているらしく、どうでもいいようなことがおかしくてたまらないくせに、売り出し中の芸人のおもしろさはあんまりよく分からなかったりして、ついていけないからだ。

 人と笑うのは、無条件に楽しい。場が和む。笑いは人との距離を縮める。でも笑いには、その場を盛り上げるに終始して、その他の話し合いや異論を封じてしまう怖さもある。笑いで盛り上がっているときに、真面目な議論はできないし、冷静に状況を評価することはできない。もちろん、シニカルに新しい視点を投じたり、空気を和らげて話し合いを促進する良質な笑いもあるけど。

 先日、稽古をしていて、笑いというのはブロックになるのだなぁ、と感じた瞬間があった。ブロックというのは、インプロでいうところの、相手からのオファーやアイデアを否定して、流れを止めたり、あるいは一方的に方向付けてしまう行為のことである。「違うよ」「そうじゃなくて」といった発言は明確なブロック。でも、その場のウケをねらった行為もまた、流れを止めて、一方的に方向付けてしまう作用があるようだ。笑いがとれるとき、人は演じていて気持ちよく、演技として当たっているような気持ちになる。競い合うように笑いをとりに走ることさえある。でも、その流れの中にあって笑いを止める行為は気が引けるし、ていねいな心情の読み取りや表現はのぞめない。

 これだけお笑いが流行るのも、コミュニケーション不全の時代の象徴なのかなあと思った。笑ってさえいれば、場は盛り上がり、楽しい気分になれるのだから。でも、そこに真面目な意見交換はないし、言われた側がどう感じたかも流されてしまう。
 かくして、私は笑いに走る芝居は好きではない。笑いはお笑い芸人にまかせておけばよいし、私にとって本当におかしいことはお笑いの中にはない。現実の中で、懸命なあまり滑稽だったり、煩悩にからめとられてしょうもなかったり、ふと肩の力が抜けるようなユーモアだったり、そういうのが愛おしくておもしろい。


 さて、話は変わって、昨日は吉祥寺シアターでGooday Co.の「echos of life」を観た。まだ公演中なので詳細は差し控えるけれども、全員の気合いのこもった舞台だった。気球メンバーは稽古の関係で昨日のソワレしか見られる回がなかったので、劇場を見渡すと知り合いがそこかしこに。帰りは劇団員5人で飲み、芝居の話をたくさんした。うちもあと2週間、もっと仕上がりを高められるようにがんばろうと思った。
 それにしても吉祥寺シアター、いい劇場だなぁ。

 さあ、今日もロング稽古&通し、がんばるぞ!行ってきまぁす。
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colors of life
2006 / 09 / 19 ( Tue )
 昨日は17時に起きたのに、12時半には寝てしまった。実働わずか5時間半な一日。
 いったい、どんだけ寝りゃあ気がすむのか。。。

 そんな3連休明けで、果たして現実に帰れるのか、はなはだ自信がなかったが、もちろん今日は朝からお仕事。しかも、なかなか忙しい日だったんだけど、やっぱり仕事があるっていいなあと実感。張り合いがあるし、なんか元気が出る。公演前は「ああ、芝居のことだけ考えていられたら…」などと思わないこともないが、実際にそうなったら、私は昼夜のメリハリもつけられずに、公演にまつわるさまざまなことに絡めとられ、日々に埋没していくに違いない。幸い、私の仕事は楽しいし、やりがいがあるし、なんだかんだとありつつも働きやすい職場である。仕事と芝居。今の私にはそれでちょうどいいのだ。
 んー、でも芝居がなくなったら?仕事がなくなったら?私は私でいられないのだろうか?自分を語るものがそれしかないのだとしたら、私自身はそれに乗っとられたことになるな。それではつまらない。自分が、本当にしたいこと。やらざるをえないこと。今はできないこと。そのへんの線引きをはっきりとして、身の処し方を考えたいと思うこのごろ。

 それはさておき。
 生まれたばかりのときが無色だとすると、それから今までの間に、ずいぶんいろいろな色に染まってきたと思う。望んで染まった色もあれば、いつの間にか染まっていた色もある。今となってはもう落とすことのできない色もあるし、自分でもあまり好きじゃない色もある。
 私は何色かと言えば、原色系だと思う。青とか、赤とか、そういうはっきりした色。本当は、クリーム色とか柔らかいオレンジとか、さわやかな若草色とか憧れるけど、そういう要素は私の中にないらしい。そういう色を身につけたくて、努力したこともあったけど、やっぱり無理だった。不思議なんだよなぁ。けっこうきついことも言うのに、なぜか柔らかい色をまとった人もいるのになぁ。でもまあ、これが自分の色。他の人とは違う色。
 これからもいろいろな色を足していくけれど、できればいい色、自分で選んだ色に染まりたいと思う。

 今回の芝居には、ある象徴的な色が登場する。
 私にとっては、ある意味憧れであり好きな色。何色かは本番を観てのお楽しみ。
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合宿終了☆
2006 / 09 / 18 ( Mon )
 昨日・一昨日と、1泊2日で無事に合宿稽古が終了しました。ふぅ。

 16日(土)。乃維ちゃんとともに先発隊で7:40新宿発の高速バスに乗車。寝坊しないかと心配だったが、無事、余裕間に合い。これで合宿の大半は成功したようなものだ。バスに乗って間もなく、爆睡のかなたに・・・目覚めたときには富士急ハイランドが!いいなぁ、「ええじゃないか」!あの落下の角度はすごい!思わず途中下車したくなる衝動をこらえ、バスは山中湖へ到着。
 宿へ着いて、部屋の確認をしたあと、後発隊を待ちながら近隣を散策。手ごろな小道具を発見したり、すてきなレストランを見つけたり、夜のために激安酒屋を発見したり、ひとしきり普通に観光気分を満喫。そうこうするうちに後発部隊が到着した。
 午後からさっそく稽古開始。明日の通しに向けて、まだ稽古が不十分なシーンの抜き稽古、ダンススペシャルと濃密なプログラム。合間を縫って夕ごはんを食べ、交替でおふろに入る。宿の夕食は盛りだくさんでおいしかった。夕食後はエチュード。毎度のことながらエチュードは難しい。でも、脚本がないだけに役の読みこみが問われる大切な稽古だ。
 午後9時、稽古終了。中條さんが花火を持ってきてくれたので、山中湖畔で花火。いやぁ、手持ち花火で遊ぶなんて、いつ以来だろう。空を見上げたら、雲の切れ間から見える空に、東京とは比べ物にならないぐらいたくさんの星が瞬いていた。きれい。。。
花火in山中湖
わぁぁぁい、花火って楽しい♪

 17日(日)。前夜の飲み会も2:30ぐらいまででそこそこ早く寝たため、ぐっすりと熟睡できた。寝たのは5時間ぐらいだったけど、最近睡眠時間が短かったので、すご〜く寝た気分。
 9時から、さっそく稽古。朝なので、体ほぐしと発声を入念に行う。その後、抜き稽古や衣装・小道具の確認を行って、午後からの通しに備える。宿の方が差し入れてくれたコーヒーをいただいて、14時通し開始。衣装替えも含めて、役者15名が全員本役で、しかもとまっちの音入りで、頭から終わりまで全部通すのは初めてだった。まだまだ荒削りで、今後の課題も多く見えたが、ひとまず全体像が見えたことは大きな収穫。初通しで1時間53分だったので、本番までには1時間40分ぐらいに仕上げていきたいところだ。
初通し
初通しって、ちょっと本番の雰囲気を感じてワクワクする

 宿を立つころ、ちょうど雨が土砂降りに。急いでバスに乗り込む。2日間の集中が解けて気が緩んだのか、はたまたビールを飲んでバスに揺られたせいか、途中ものすごく気持ち悪くなったが、無理やり眠っていたら新宿に着くころにはどうにか元気になっていた。
 帰りがけに、夕食がてら5人ほどで居酒屋へ。ちょっとおもしろい顔ぶれで、芝居について、また関係ないことについてなんだかんだと話していたら、ついついお酒もすすみ、結局みんなそれぞれの終電までたっぷり飲んでしまった。ああ。。。この2日間で飲んだビールの量といったらいったい。。。まあ、いいよね。そのぶん、稽古もたくさんしたんだし。そんなわけで収穫多い合宿稽古でした。

 翌日の今日、起きたらなんと17時。休日でよかったよ。本番前最後の完全オフだったというのに、なんだかもったいないような。。。ま、それだけ自覚以上に疲れていたのかも。

 なにはともあれ、参加してくれたみなさん、本当にお疲れさまでした☆機材込みで合宿参加してくれたとまっち、どうもありがとう。いろいろと手配してくれた人たち、ありがとう。お疲れさまでした。公演まであと3週間、この勢いでさらにいい芝居にしよう!
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いよいよ明日から!
2006 / 09 / 16 ( Sat )
 明日(もう今日)・明後日と、1泊2日で気球の合宿稽古。今回は、久しぶりに都内を離れて山中湖の民宿へ!もちろん、観光を楽しんでいる暇なんかありゃしないが、それでもやっぱりちょっとした旅行気分で心が浮き立つ。
 前回公演では、なにしろ出演人数が多かったので合宿稽古を見合わせた。しかし、1泊とはいえ、日常と隔離したところで集中して濃密な稽古にのぞむことの意義を痛感し、今回公演ではまた復活。なんだかんだと言って今回もキャスト数は総勢15名と多いのだが、全員そろって参加できることになってうれしい。合宿恒例の初通しも、代役なしでばっちりできそうだ。しかも、音響とまっちも参加できるとあって、音響プランもぐっと深まりそうである。音入りで初通しができるなんて、なんてぜいたくなんだ!

 さて、まだ準備が全く終わってない。今から、がんばるぞ〜。合宿のもようは、また追って書きたいと思います。行ってきま〜す!
00 : 53 : 55 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ソウルライブ
2006 / 09 / 12 ( Tue )
 今日も今日とて、予定のない徒然なる夜。。。と思っていたら、夕方に一本のメールが来た。
 「今夜のライブ、予定通りで」
 ひえっ!今夜のライブってなぁに!?脳の記憶細胞を片っ端から叩き起こしてみる。はっ!そう言えば、先日知り合いと飲んでいたら、偶然旧知の知り合いと再会し、3人でライブに行く約束をしたんだった!
 ひどーい、私。忘れすぎ!最近、飲みながらした約束は、跡形もなく忘れているよ;;メールが来なければ危うくすっぽかすところだった。。。おまけに、今日のスケジュールに「ライブ」って書いてあったのに何のライブだか思い出せず、数日前に「間違いだろう♪」と消去していたのだから念入りな忘れようだ。たまたま今夜の予定が埋まっていなくてよかった。しかし、一緒に約束したはずのもう一人も、きれいさっぱり忘れていたらしく、仕事の都合がつかなくて来られなかったので、私の方がまだましか?^^;)

 連れて行ってもらった吉祥寺のライブハウスは、とても懐かしいところだった。前に来たのはもう8年ほど前になるが、すてきなダイニングバーだったそのお店は、この3月にライブバーに改装したそうだ。だいぶ雰囲気が変わっていたが、中のつくりには見覚えがあった。
 平日なのでお客さんは少なかったけど、ソウルバンドはカッコよくて、ノリがよかった。アメリカ人3人と日本人2人のバンドで、私も聞いたことのある曲が何曲か登場し、ソウルなんてあんまりくわしくない私にも十分楽しめた。
 最近、飲むといえば居酒屋ばっかりで、それも縄のれん系のお店が一番落ち着くようになっていた。知らないうちにオヤジ化していたのかもしれない。芝居がらみじゃない飲みも、考えてみれば久しぶりだったし、たまにはこんなふうにおしゃれに飲むのもいいなぁ。

 
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徒然なる夜
2006 / 09 / 11 ( Mon )
 今朝の明け方の雷にはびっくりした。いつもなら、かなりの地震でも絶対起きない私が、思わず目を覚ましたほどだ。時計を見るとまだ夜中の3時。雷は嫌いじゃないので、寝ぼけつつもしばらく嵐を見守る。
 稲光も強烈だったし、昼間のように明るくなることもあったけど、稲妻は見えなかった。雷鳴は、なんとなく今まで聴いたことのないやまびこのような響き。気象のことには詳しくないが、なんかとても高いところで発生していたような気がする。高度の違いで、雷の音や光の違いってあるんだろうか?そんなことをごちゃごちゃ考えながら、また眠ってしまったが。。。

 今夜は久しぶりに予定のない夜。仕事帰りにちょっと寄り道しつつも、いつもよりずっと早い時間に家に帰る。一念発起して、荒れ果てた部屋の片付けに着手する。公演前になると、まったく家事に手が回らなくなるのはいつものことだが、今回はまだ1ヶ月もあるのに、これでは暮らしていけない。どどどーっと片付けて、一気にきれいになった。これを、散らかさずに保てばいいんだよなぁ。・・・それができない;;
 稽古場でも、荷物のまとめ方に日頃の生活ぶりがあらわれるものだ。特に最近は衣装合わせなどがあってみんな荷物が多いので、さっさと片付けない人は帰り際に大変なことになる。うっかり忘れ物などもしやすい。気球のうっかりチームは、秦くんを筆頭に、意外なところでセレブ、そして私だ。演出用の机の上も、よく散らかっている。台本、演出ノート、NG表、チラシ、スピーカーセット、MP3プレイヤー、パソコン、デジカメ、ペン、はさみ、チョコレート、ペットボトル、なんかよく分からないゴミ・・・ああ、片付かん!!

リサとガスパール 日本編 話は変わって、またまたリサとガスパール登場。
 「またか」なんて言わないでください。好きなんだもん。かわいくてしょうがない。
 フランスで、リサとガスパールが日本へ行くという最新版の絵本が出たらしい!わぁぁぁぁ!読みたい!早く翻訳されないかなぁ。表紙だけでもかわいくて、想像がふくらむよ。あの2人が日本に来て何をするんだろう?富士山に登る?おすし食べる?銭湯にでも行く?お寺めぐり?大仏と写真でも撮る?ディズニーランド?ああ、リサに着物とか着せたい。ガスパールはやっぱり袴に刀かな?意外とふんどしも似合いそう♪

 あ、そう言えば、リサってツンデレかも・・・。

 そんなどうでもいい想像をめぐらせるひととき。ああ、幸せな徒然なる夜。

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映像撮影
2006 / 09 / 10 ( Sun )
 昨日・今日の稽古は、役者フルメンバーが稽古場に集まって、充実した稽古をすることができた。社会人劇団なので、なかなか全員が集まることができないのだが、やはり全員がそろうと稽古の集中力が高まり、すごく効率がいい。早いもので、来週には合宿、そして初通しである。これからどう変わっていくかが、すごく楽しみだ。
 
 今日は、稽古の後に映像撮影を行った。今回映像を担当してくれる鷲野正人氏は、役者として出演する鷲野令奈さんの弟である。気球計画としても初めての、姉弟コラボである。
 鷲野氏の他に、小まめとあかりん、晶子さんと私で、映像の撮影を行う。今回の映像は、実写部分は少ないのだが、ちょっと特殊な映像で小細工が必要だった。でも、その小細工もみんなで準備しているとなんだか楽しくなって、妙に凝り出したりして、なかなかおもしろいものが撮れた。何を撮ったかは、本番を観てのお楽しみ☆

 稽古後は、晶子さんと鷲野氏と三人で飲んだ。
 映画を作っている鷲野氏は、同じく創作に関わる者同士、いろいろと興味深い話ができておもしろかった。映画を作るうえでの苦労話から、果ては皇室問題まで話は広がり、妙に密度の濃い話をしたような気がする。芝居を創るには、稽古や打ち合わせなど直接作る時間ももちろん大切だけど、こういう何気ない時間に話をすることで育つ信頼関係が、やっぱりものを言うと思う。コミュニケーションなくして創作は成り立たない。

 明日からまた平日、お仕事がんばらなくっちゃ。
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萌えリテラシー修行中
2006 / 09 / 09 ( Sat )
 稽古以外にも、なにかと人と会う予定があって、パーフェクトに飲み続けた今週。週末の今日に至って、久しぶりに稽古後まっすぐ家に帰る。家で一人で飲むビールもおいしい♪今日は蒸し暑かったしなぁ。・・・って、結局やっぱり飲んでるな;;

 月曜日、然る識者の方と飲んで、「萌え」についてとくとくと話を聴いた。
 その人が言うには、「萌え」は「一方的な情愛」なのだと言う。自分好みの萌えポイントがあって、そこが満たされていれば、相手とのコミュニケーションとは無関係に情愛を感じる、そういう感情。ふむ。。。コミュニケーションの介在しない情愛なんて、なんだか自己満足に見えるけど。「でも、一方では『自分に萌えて☆』という女の子もいるのが問題を複雑にしているんです。コミュニケーションなんか関係なく、萌えられるのがうれしい女の子もいるんですよ」う〜ん、そういうものか。たしかに、メイド喫茶でバイトしてる女の子たちも、根本的にはそういう気持ちがあるんだろうな。注目を集める自分に満足するのかしら。
 しかし、「『萌え』の反対に『萎え』があります。なにか自分の気に入らない要素を見たときに、とたんに幻滅するのが萎えなんです。」と聞いて、妙に納得してしまった。ははぁ〜。たしかにそういうことってありそう。でも萌えるのも萎えるのも実に勝手な話だ。そこに相手の意思はまったく関係ない。要するに、コミュニケーション不全を前提とした仮想恋愛なんだね、きっと。ま、個人の秘密の楽しみとして、こっそり萌えたり萎えたりは誰にでもあったと思うんだけど、現代はそれがひとつのスタイルとして市民権を得たということなのだろう。
 それにしても、「萌え」好きな人って、「萌え」について語るとき本当に生き生きと話をするよなぁ。その表情を見ているだけでも、「萌え」の持つエネルギーを感じる。これだけ人を輝かせるとは、「萌え」エネルギー、おそるべし。

 でもやっぱり私は、面倒くさくても、リアクションに満ちた、双方向性の関係がいいな。ていうか、リアルが一番萌える。現実ほど刺激的なものはない。
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2つの死
2006 / 09 / 08 ( Fri )
 昨日の稽古には、ちぃちゃんこと、田所ちささんが声の収録に来てくれた。前回の「言の葉の一滴」に出演してくれた彼女、今回は声の出演として参加してくれている。本人も一週間後に本番を控えており、昨日が最後の稽古休みだったとか。そんなときでもためらわず収録を決行するあたり、まったく人使いの荒い、劇団◇気球計画である。どんな役で彼女の声が登場するのかは、本番を観てのお楽しみ☆
 今回は、実は今までになく声の収録が多い。のべ5人が劇中で使う声を収録している。どれが誰の声か分かった人は、かなりの気球マニアと言えるでしょう。
 そうこうするうちに、気がつけばもう来週末が合宿だ。初通しもあるし、全員そろってじっくり稽古できるので、合宿は稽古の大きな山場。それまでにできることを、着々と進めておこう。
ちぃちゃん収録中
みんなも息をひそめて見守っています

 話は全く変わって、山口で起きた徳山高専女子学生殺害事件。
 加害者である19歳の少年は自殺で発見された。2人の間にどんなことがあったのか、もう誰にも分からない。たしかなことは、20歳と19歳という、まさにこれからという若い命が2つ失われたということだ。もっとも、加害者と被害者という真逆の立場で、2人の死の意味合いは180度異なるのだが。

 この事件に関して、私が「???」と思っていることは、少年が死んで見つかったとたんに、あちこちのメディアがためらいなく少年の写真・実名を流していることだ。発見される前から流していた雑誌やサイトもあったけど、死んで見つかってからはあちこちのメディアがほとんどおおっぴらに写真・実名を扱っている。この感覚はどうなんだ?

 いや、私は少年犯罪の実名報道に絶対反対なわけではなくて、むしろ場合によっては賛成の立場である。少年法自体、犯罪少年の更生のためにある法律だから、本人が死んでしまえば更生もなにもないわけで、実名報道になんの問題があろうかと、そういう解釈もできなくはない。でも今回のような「死んだからよし!」みたいな感覚はいやだなあ。逆に言えば、私たちはもう加害者の少年を裁くことはできないわけで、今さら顔や名前を知っても、ほとんど野次馬的な感想しか持てないわけだし。多くの人は、「ふ〜ん、こいつがあんなひどいことを」と思って、しばらくしたら顔も名前も忘れてしまうだろう。だったら、生きている間に「加害者発見のために」とか「報道の正当性を賭けて」とか、実益や大義名分を掲げてルールを破る方がまだいい。

 死者に人権なんかないとよく言われるが、本当にそうだろうか?生命体としての活動が止まったら、その人の尊厳や存在までもが消えてなくなるのだろうか?私はそうは思わない。そもそも人間の命って、どこからどこまでなんだろうか?生きていたとき守られたものは、死んでからも守るべきなんじゃないか?「殺人という凶悪犯罪を起こした人間に人権なんて語る資格はない!」と言い切ってしまえば、まあそれまでなのだが。でも、私には何となくそれもできない。

 そんなこんなで、なんとなく消化不良のような、苦い後味の残る事件。
 事情はどうあれ、被害者側も加害者側も、大事に育てた子どもたちに若くして先立たれたご両親が気の毒である。
 
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一ヶ月前。
2006 / 09 / 07 ( Thu )
 ここしばらく、日々の忙しさにかまけて気球日記サボってた。う〜ん、忙しさが理由じゃないかも。書きたいときには、どんなに忙しくても書くしな〜。なにかと、気もそぞろだったこのごろ。

 来月の今ごろは、いよいよ仕込み。早いなぁ。「ゆりかごでお留守番」公演まで、あと1ヶ月。
 今日の稽古は、今までになくおおぜいの役者&スタッフが集まった。今まで決まっていなかったところも今日で決定し、いよいよこれからは演出業に打ち込みながら、作品創りに没頭できることに。いやはや、うれしい。どのくらいうれしいかと言うと、飲んで帰ったのに、家でまたPRIME TIMEのプルトップを引いているぐらいなのだ。それぐらい、今日はビールがおいしい。こんな日は、こうしてゆっくり自分と乾杯するのがいい。
 毎度のことだが、ひとつの公演が出来上がるまでには、陰に日向に、実に多くの人の力を借りて初めて成立する。特に私は、あてがきもせず、実現可能性を全く省みない無謀な脚本家なので、あとから劇団員や自分の首を絞める結果になることがある。ま、結局「ひょうたんから駒」的にうまくいくことが多いのだが。いや、今後ともよろしくお願いします。。。

 ともあれ、1ヵ月後に迫った公演、ぜひお楽しみに☆
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