言葉の刃
2006 / 05 / 31 ( Wed )
 先日、刃としての言葉の力を実感する一件があって、ちょっとへこんだ。攻撃的な言葉、侮辱的な言葉、否定的な言葉の羅列を聞いていると、目の前の人が今まさに拳骨を振るったり、足で相手を蹴落としている姿さえ、まざまざと浮かんでくる。まさに言葉の暴力である。
 本当は、たぶんそこまで思っていないのであろうことは分かっている。でも、感情は言葉にすることで良くも悪くも規定されるものだ。言いながらさらに感情が刺激されて増幅し、それを表現するためにさらに強い言葉を重ねていく連鎖は、よく見られることである。
 どうしてこの人は、こういう言葉を選ぶのだろうと考えた。それだけ不満があり、怒りがあり、認められたいのに認められないという思いがあり、周囲に対する不信感があり、妬みがあり、哀しみがあるのだろうと思った。だからこそ、相手を100%へこませるまで攻撃の手を緩めないのだ。でも、ひとしきりこういう言葉を吐いた後には、夕立の後に晴れ渡る星空とは違って、二日酔いのようにどろりとした澱みだけが残る。冷静になったときに、きっと自己嫌悪に苛まれるのだろう。
 刃として振り下ろされた言葉を、いちいち真に受けることはないし、何を言い返しても無駄だと思う。かえって、新しい矛先を与えるだけの話である。だから、そういうときは相手が吐き出したい思いをただ聞いてあげることが一番いいんだと思う。そのときも、私は最低限の言葉しか返さなかったつもり。だけど、どうしようもない苛立ちや哀しみが立ち込めてきて息苦しくなった。自分のことを言われるのはまだいいとして、人のことを言われるのはもっといや。そうじゃないよ、そんな人じゃないよとよけいなフォローをしたくなる。で、そういう思いが自然に湧いてくるってことは、その人が自分にとって大切な人だってことなんだろうなあと、ふと気づいたりした。大切だから、守りたくなるのだ。

 そんなこんなで、ちょっと心に負荷のかかる一件があったけど、それもこうしてゆるゆると振り返りながら言葉にすることで、少しずつ消化されていく。これもまた言葉の力なんだよなぁ。
 言うまでもなく、私は聖人君子でもなんでもないので、いつも美しい言葉を使っているわけじゃない。泥のような言葉を吐くこともあるし、そのあとの自己嫌悪感も経験を通して実感していることだ。だから、えらそうなことを言うつもりはさらさらないけど、でもやっぱり使う言葉・触れる言葉が人間をつくることってあると思う。恨み言ばかり口にしていれば恨みがましい顔になるし、前向きなことを口にしていれば意欲的な表情になる。単純なところでは、「きれいだね」ってたくさん言われていれば、本当にきれいになるのだ。だから、できるだけいい言葉に触れていたいし、いい言葉を使いたい。

 今回の一件で感じた哀しみと、誰かを大切に思う気持ち。それを自分の中に残しておこう。
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イメージチェンジ
2006 / 05 / 29 ( Mon )
 今日は、昨日の出勤の代休。前からの計画通り、美容院へ出かける。朝早く家を出たけど、世間はもちろん普通の平日で、電車はとっても混んでいた。それでも、自分は休みという心の余裕があるせいか、ラッシュもあんまり苦にならず。
 今回は、今週末に迫った客演公演の役作りのために、思い切ってパーマをかけてみた。私は長さこそ多少の変遷はしたが、ここ10年ぐらいずっとストレートで変わっていないので、ちょっと勇気が要った。でもまあ、こんなことでもなければあえてそんな冒険をするきっかけもないだろうし。仕上がるまでは、ちょっとドキドキしたが、仕上がりを見てひとまずホッとする。わりとお気に入り。パッと見そんなに変わってないかもしれないけど、自分ではまるで別人のようになった気がするな。髪形が変わると、なんとなく気の持ちようや立ち居振る舞い、着たい洋服にも変化が起きるから不思議だ。

 そして、それとは別に今日はとってもうれしいことがあった。だからとっても軽やかな気分で過ごせた一日だった。この追い風をバネに、あと4日間の稽古、集中して取り組もう。
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プレミアムショップ♪
2006 / 05 / 28 ( Sun )
 今日は休日出勤だったのだが、イベントは雨天につき延期になった。くぅ。。。やってしまいたかった。昨日あんなに降ったんだから、もういいだろうよ!予定通りに事が運ばないと、肩透かしを食らったみたいで、どうも気持ちが盛り下がるな。夜は本来ならば打ち上げで深酒コースだったのだが、打ち上げも先送り。いつになく早い夕方、帰宅の途に着く。そういえば、こんなに明るいうちに家路に着いたこと、もうずっとなかったかも。

 帰りがてら、吉祥寺に寄り道。PARCOへ。
 今、吉祥寺PARCOでは、なんと「リサとガスパール」プレミアムショップをやっているのだ!ちょうど公演と同時に終わってしまうので、行けなくて残念と思っていたが、今日みたいな日はまさにチャンスじゃないか!ちなみにこの情報を教えてくれたのは赤池師匠。赤池師匠は、本当になんでもよく知っている。。。
 行ってみたら、わぁぁぁぁやーだー!もう、かわいい!
 どのくらいかわいいかと言うと、慣れない絵文字を使っちゃうくらいかわいいのだ。でーっかいリサちゃんのぬいぐるみもいたし、見ているだけで癒されることこの上ない。結局、リサとガスパールのお片付けボックスとポストイットを購入してショップをあとにする。
 来月には、新作の絵本も出るそうだ。新作の絵本では、リサにアタマジラミが発生して、友達にからかわれて泣いちゃうお話なんだそうだ。それを聞いただけでも楽しみでわくわくする。このシリーズの絵本のよいところは、そういう子どもならではの現実世界をちゃんと書いてるところだ。リサもガスパールも、いたずらもしちゃうし、嘘もつくし、怒られちゃうし、ダメなところいっぱい見えてるのがかわいい。シラミのついたリサに、ガスパールはどう絡んでくるのだろうか。他の友達と一緒になってからかっちゃうのかなぁ。だとしたら、ガスパールの男気度ダウンだな。。。 
リサガスプレミアムショップ
ねー、かわいい♪

 そうこうしていたら、今日の稽古を終えた桜井さんから、「飲んでるよ」のメールが。。。結局飲みに合流したので、大して早くは帰れなかった。どっちにしても飲む運命の日だったのね。ちゃんちゃん。
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あと一週間
2006 / 05 / 27 ( Sat )
 いよいよリバーサイドアーティスト第2回公演「トライ☆アングル」の本番が来週末に迫った。今回は席数が限定されているので、土曜日ソワレに至っては、おかげさまでもうほとんど完売。千秋楽も、順調に伸びている。マチネの回は、多少余裕がありそうなので、観るつもりでご予約がまだのお客様はぜひお早めに☆

 それにしても、芝居というのはつくづくギャンブルだなあと思う。ひとつの作品を成立させるには多くの人の手が必要だし、そのどれが欠けてもイメージの異なるものになってしまう。全員が五体満足で本番の日を迎えられることを前提に、稽古を重ねているだけだ。誰かがけがをしたり、不覚にもかぜをひいてしまったりしたら終わりだ。お客さんの前には、見せられた芝居だけがすべてで、他に何の言い訳もできないからだ。稽古で1回も噛まなくても、本番で1回噛めばそれまでなのだ。
 それに、いくらイメージがあるからと言って、そのために無尽蔵にお金がかけられるわけでもない。プロ級のスタッフさんに巡り合えるとも限らない。当日の天気が大雪かもしれないし、本番までに劇場が火事になったり・・・まあ、そんなことはないか。ともあれ、ギャラを生み出すような商業演劇でもない限りは、何の保障もないリスクが常に存在する。
 しかし、そういったあらゆる制約の中で、起こり得るリスクの中で、どうにかそれをクリアしながら創っていくのが、芝居の醍醐味だとも思うのだ。制約のない自由がすでに自由ではないように、何のリスクも制約もない芝居も成立しない。だからこそ、それをクリアするためにどんな工夫を生み出すか、どんな信頼関係を結んでいくかが勝負なのだ。持てる可能性の中でどれだけ最善を尽くせるか、それこそが実力なのだ。
 今までの気球を振り返っても、本当にいろいろな波があった。もはやそのすべてを知る人は晶子さんしかいないけど、いろいろな人が現れそして去っていき、耐えがたきを耐えながらどうにかここまでやってきたのだ。もちろん、それを上回る喜びがあったからこそ今までやってこれたんだけど、そんな今までを振り返ると、同じ作品を一緒に創るなんて、ある意味運命的とも思える。同じ船に乗って、あらゆる波をこらえながら、目的地を目指すのだ。だからこそ、ひとたび同じ船に乗れた人には、心から感謝したいと思うのだ。それは、劇団じゃなくてプロデュース公演でも同じこと。

 すべては、いい芝居を世に残すために。そのために、今自分にできることを最大限しよう。あと一週間、私にできることはまだまだあるはずだ。そんなことを思いながら、今日は降りしきる雨の中、ずっと大声で歌いながら自転車をこいで家に帰った。稽古の後は声がよく出るので、歌うには気持ちがいい。さて、明日は日曜出勤。少しは早めに寝ようっと。おやすみなさい。
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愛しの睡眠
2006 / 05 / 26 ( Fri )
COREDO 今日は、リバーサイド公演の関係者とともに、今回の舞台となるTHEATRE&Co.COREDOに行った。以前にも一度行ったことがあるけど、今回は場当たりも兼ねて。とは言っても、実際に行ってみたら他のお客さんも大勢いて意外ににぎやかだったので、場当たりなんてことはできず、結局ただの飲み会となる。でも、小屋の空間意識を確かにできたことは、大きな収穫だったな。人数もそこそこ集まって、いろんな話ができたし。COREDOは、今稽古している感覚からすると、思ったよりだいぶ狭くて動きが制限されそうだったが、やっぱりきれいで雰囲気のあるバーだ。

 ひとしきり飲んだ後、そこそこ早めにCOREDOをあとにする。明日の予定は午後からなので、午前中ゆっくりできる。うれしい〜。最近、なんだかんだと連日帰りが遅くて、睡眠時間が短かったし、身のまわりをととのえる時間がなかった。部屋が散らかっていると、いろんなことがもうどうでもいいような気分になってくるので、時間の許す限り部屋を片付けることにしよう。ううん、その前にやっぱり睡眠だな。来週の本番まで、ゆっくり眠れる朝はもうないから、自然に起きるまでぐっすり眠ろう。眠れることって本当に幸せ。おやすみなさい。。。
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迷惑メール
2006 / 05 / 25 ( Thu )
 劇団に来るメールは、web担当のユージンと秦くん、そして私の3人が読めるようになっているが、このアドレスに来る迷惑メールが半端な量ではない。先日、秦くんが苦労してフォームメールを作り、アドレスがweb上で公開されないようにしてくれたので、今後は徐々に減っていくと思うのだが、まだ毎日たくさんの迷惑メールを受け取っている。
 迷惑メールはいわゆる出会い系やアダルトサイトに誘導する目的のものがほとんどなので、ほとんど流し読みで削除しているが、その内容には呆れるばかり。それも、バリエーションが日々進化しているから驚く。女社長の相手をしてくれる男性を探している秘書やら、間違いメールを装って返信を求める女の子、50代で体の関係は求めていないという主婦、中には同じ名前で数日ごとに「連絡待ってます」「どうして返事くれないんですか」「今夜まで待ちます」と勝手に話が進行していく連作モノまで、実に多種多様。思わず笑っちゃうものもある。もちろん誰かが考えて書いているんだろうけど、こういうメールで引っかかる人なんか本当にいるのかなあ。子どもが欲しいスタイル抜群の人妻が、お金出してまで相手してくれる男性を探しているだと?んなわけないじゃん。それとも、みんな分かっちゃいるけど、ついおもしろくなってサイトをクリックしてみたりするのだろうか。。。

 だが、中には本当に読むに堪えない内容のメールもある。先日来たメールを思わず全文読んでしまって、あまりの内容にすごーくすごーく悲しくなった。作り話なのに、なんだか打ちのめされてしまった。拉致監禁・暴力・レイプものみたいなやつだ。
 たしかに人間の本能をたどれば、セックスと暴力はわりと近いところにあるんだろうし、そこに興奮をおぼえる人もいるんだろうけどさ。そういう人が実際にそういうことするわけじゃないんだろうけどさ。
 でも、文章になっていると、それを具体的に想像しながら書いた人がいると思うとぞっとする。いやなら読まなきゃいいじゃん、という問題ではないのだ。そういうことを考えている人が実際にいて、実は電車やなんかで隣り合わせているかもしれなくて、いや付き合いのある人の中にいるのかもしれないのだ。人間の、他人には決して見せない部分の闇の深さを感じる。しかも、匿名で不特定多数に送りつける行為に、とても悪意を感じるのだ。
 こういうメールが直ちに現実の事件に結びつくとは思わないけれども、実際に同じような事件の被害者もいるわけだ。そういう人が読んだらどう思うだろう。それこそ外にも出られなくなるんじゃないのか。作り話では済まない。
 迷惑メール、本当にいい加減にしてほしい。
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雷 de 稽古
2006 / 05 / 24 ( Wed )
 今日はリバーサイドの稽古はお休みして気球の稽古。それにしても杉並地方は、すごい雷だった!稽古場の窓から空に走る稲妻を何度も見たし、雷鳴がおなかに響くほどだった。雷をやたらに怖がる人もいるけれども、私はなんだか血が騒ぐほう。わくわくしてしまう。

 今日の稽古には、高校生が一人見学に来てくれて、一緒に稽古をした。話を聞くと、実は私の母校に在学していることが分かってびっくり。もっとも、私がいたのはだいぶ前なので最近はいろいろと変わっているようだが、同じ学校出身と知ると無条件に親近感がわく。ちなみに、劇団内では晶子さんも同じ高校の出身である。芝居関係では、私の好きな俳優・北村有起哉も同じ高校の出身だそうで、ますます親しみを感じた。
 中学時代はなにかと屈折していたが、高校時代はいろんな意味で解放された気がする。自由な校風の学校だったので、のびのび生活できたし、楽しかったなぁ。ちょうど校舎の建て替えの時期だったので、在学中に校庭のない時期があり、体育の時間は校長室前の廊下でなわとびとかしていたのがなつかしい。。。私にとって成長著しい3年間だったと思う。さんだるやっこ氏にも会えたし、芝居のおもしろさに出会ったのも高校のときだった。

 今日の稽古を最後に、小まめがしばらく帰省して稽古に来られなくなるので、プチお別れ会を行った。お別れというか、壮行会?こんなときぐらいは、まめたんにいっぱい話してもらおうと思ったのに、結局劇団の打ち合わせやら、『チーム・口から生まれた者たち』のマシンガントークに押されて、まめたんはいつものようににこにこと抹茶ミルクをたしなんでいた。
 ひと回り成長して帰ってくるまめたんを、楽しみに待つとしよう。行ってらっしゃい♪

 
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物のアイデンティティ
2006 / 05 / 23 ( Tue )
 職場の近くに、空き家があると聞いた。誰でも入れる状態になっているそうだが、持ち主に断りなく鍵をかけるわけにもいかない。パチンコ店の店舗跡で中学生が殺されたりもする物騒な世の中だから、警察でも注意しているということだ。
 子どものころ、家の近所に古い空き家があって、そこにはもう長いこと誰も住んでいなかった。あるとき、学校の帰りに男の子が石を投げて空き家の窓ガラスを割ってしまった。見ていた私は、自分もやってみたくなって一緒になって石を投げた。ガラスの割れる音になんだかとても興奮したが、通りかかったおじさんに怒られてやめた。
 犯罪心理学に「割れ窓理論」というのがあるように、「それぐらいいいだろう」の積み重ねで罪悪感が麻痺していく感覚は非常によく分かる。窓が割れたままになっていると、市民の規範意識が低下し、軽犯罪が増え、やがてさらに凶悪な犯罪も引き起こすという理論だ。たしかにあのとき、私には罪悪感なんて全然なくて、むしろ楽しかったのだ。
 それにしても、空き家というのは、なんとなく不気味だ。新築の家はちっとも不気味じゃないのにどうしてだろう。たぶん、それは人が住んでいたからだと思う。

 場面は変わって、街中でランジェリーショップを見かけることがある。女性ものの下着がディスプレイされて、たくさん並んでいる。きれいだから別に抵抗はないが、よく考えてみると不思議な光景だ。もしもあれが自分の下着だったらどうか。自分の下着が表通りにずらりとディスプレイされているとしたら、恥ずかしくて卒倒しそうだ。いや、人のでもあんまり見たくない。ランジェリーショップが恥ずかしくないのは、あれがまだ誰のものでもないからだ。だが、ランジェリーショップでも、男性がいたり、あまりに開放的なお店だったりすると、買い物をするのはいささかためらわれる。自分の物になったら恥ずかしいのだから、自分の物になりかける瞬間もあまり人目につきたくない。

 一旦誰かに所有されると、物と言えどもアイデンティティを得て、他人にはあずかり知ることのできないプライバシーを形成する。空き家が不気味なのは、そのプライバシーを想像してしまうからだし、窓を割る行為には人のプライバシーを暴くのと同じダークな快感がある。売り物の下着が恥ずかしくないのは、あれにはまだアイデンティティがないからだ。きっと、下着マニアの変態なんかは、物体に興奮するというより、物のアイデンティティに興奮するんだろうなぁ。だから新品じゃダメなんだ。

 考えが変な方向に飛躍してきたので、このへんで終わりにします。。。
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インプットとアウトプット
2006 / 05 / 20 ( Sat )
 表現するということは、すべからくアウトプットである。仕事でも、芝居でも、プライベートでも、なにかを表現するときは、必ず自分の考えや感情を誰かに向けてアウトプットしている。
 アウトプットするには、インプットが必要である。同じものをアウトプットし続けていれば月並みになり、やがて飽きられる。いやそもそも、空っぽなところからは何も出てこない。無理に出したとしても、ろくなものではない。
 ここ最近は、アウトプットしている場面が多いなあと思う。本書き、演出、本書き、演出、客演といった具合だ。もちろん、その合間合間に本を読んだり、沖縄でのんびりしたりと、インプットの時間も大切にしているが、予定が立てこんでくるとなかなかそうもいかず、今日もやるべきことに追われて一日終わったなぁ、と思うことがしばしばある。別にそれが悪いわけじゃないけど、とにかく今はアウトプット偏重な毎日。客演の舞台が終わったらさっそく次回公演の本書きという巨大アウトプットプロジェクトが待っている。そのぶんのインプットを、ちゃんと確保しなければ。言い換えれば充電と放電。そんな感じだ。
 私は、個人的にはあんまり好きじゃないけど、みのもんたってやっぱりすごいな、と思う。物理的に超人的なスケジュールで仕事をしているのに、ちゃんと次から次とネタが出てくる。だからこそ、あれだけ仕事も来るんだろうけど、あれだけのアウトプットをし続けるために、どこでインプットしてるんだろう。
 インプットというと、ゆっくり充電というイメージがあるが、必ずしもそうじゃないと思う。インプットしたまま人生が終わってもしょうがないのだ。今しかインプットできないのと同じように、今しかアウトプットできないこともある。だから、アウトプットし続けながらインプットし続けること。それが私の理想だな。ま、そんな器用な真似が簡単にできたら苦労しないな。。。
 ともあれ、インプットとアウトプットのバランスをうまくとって、いろんな意味でもっと成長していきたいものだ。いや、そういうふうにしよう。
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ワークショップvol.2 2日目
2006 / 05 / 14 ( Sun )
 昨日、ワークショップ初日だというのに帰りの飲みで飛ばしすぎた・・・もう打ち上げかい!ってぐらいに;;朝起きたら頭の中がぐるぐる。頭ぐるぐるのまま、午前中は仕事がらみの会議に参加し、そのあと稽古場へ。
 稽古場に到着すると、もう来ている人たちもいて、さっそく台本を読んでいた。昨日さりげなく「絶対とは言いませんが、セリフが入っていた方が動けますよね〜」とプレッシャーをかけたせいか、かなり集中している様子。さっそく立ち稽古に入り、動きながらシーンを作っていく。時間が限られているので、のんびり演出している暇もなく、さくさく進めていく。途中、中間発表をはさんで最終的な演出をつけ、最後にそれぞれのグループが最終発表を行った。ワークショップとはいえ、発表となると緊張感もあり、グループでの連帯感も見えてどのグループもおもしろい仕上がりになった。長いようで、あっという間の2日間だった。

ワークショップ発表
いよいよ発表。2日間の集大成。
ワークショップ発表2

 帰りに、懇親会と称して飲み会。昨日も懇親したじゃん、という突っ込みはなし。見学に来てくれたさんだるやっこ氏も交えて、多くの参加者のみなさんと話をすることができた。後半、本日お誕生日のとまっちも来て、23歳のバースデイを祝う。19歳のお誕生日を祝った記憶もあるから、はや4年越しの付き合いだ。23歳かぁ。きっと、いいこといっぱいあるよ♪おめでとう!

 そんなこんなで、劇団◇気球計画ワークショップvol.2は無事終了した。参加してくださったみなさん、お疲れさまでした。いろいろな方に参加してもらって、劇団としても多くのことを学べたと思います。本当にありがとうございました!

ワークショップ発表3

 私自身、今回のワークショップはとても勉強になったと思う。特に、ショートセッション。なつかしい作品をあらためて開いてみて、作品に対する距離感が変わっていることに気づいた。今なら書かないセリフもあり、今じゃ書けないセリフもあり、それもこれも含めて客観的に作品をとらえて演出することができたと思う。この感覚は初めてだった。いつもは、だいたい書いた端から公演稽古に突入してそのまま演出に入って・・・という感じなので、作者としての自分と演出としての自分の距離感がない。距離が近いと、身近なあまり愛しすぎていたり、灯台下暗し的に見えてない部分もあったりするのかな、と思った。パン生地を寝かすように、本ができてから少し距離を置いてみる時間があると、またいいのかもしれないなぁ・・・って、これ以上早く本上がんないけどさっ!

 そして、今回は劇団ぐるみとかじゃなくて、おひとり様参加が多かったので、実にいろいろなタイプの人に出会えたことも収穫のひとつだった。上手・下手ということとは関係なく、芝居のスタイルは人によってまた劇団によってさまざまである。細かいことを言えば、セリフの言い回しひとつとっても、役者の色は異なる。でも当然のことながら、ばらばらなスタイルでひとつのシーンを作ると、一人ひとりは上手くても芝居がかみ合わない。そこを、どう方向付けていくか・・・いつも試行錯誤しながらやってきたことが、頭の中で少し整理できた気がした。自分がどういう芝居が好きなのか、何に感じるのかも、より一層クリアになった気がする。今後の公演稽古で生かしていこう。

 また考えてみれば、私は劇団外の人に演出をつけるのは初めてだった。まあ、客演の役者さんは毎回いるけれども、本公演となるとそれも含めてもはや身内なので。初対面の人に演出をつけるなんて緊張するなあと思っていたが、稽古を見ていたらなんか気分が乗ってきて、意外といつもどおりに言いたい放題言ってたような気がする。そして、ふだん気球の稽古場ではずいぶん楽をしていたんだなあと実感。ふだんニュアンスで通じたり、言わずもがなで暗黙の了解になっていることが、初対面となると通用しない。いつの間にか、気球リテラシーみたいなものができているんだなあ・・・外から見るとそこが気球のカラーなんだろうし、特色として生かしていきたいけど、内輪だけに通じる狭い世界観にはしたくないなあと思った。

 それから、ダブルキャストの演出をしたのも初めて。弟役の光輔に至っては、2シーン2グループで、計4人の光輔がいたので、それぞれに雰囲気が異なり、見ていておもしろかった。また、一方ではダブルじゃない役もあって、両方のグループで演じてもらったが、相手役が変わることによって関係性が微妙に変化し、違う芝居になってくることもある。いつか、ダブルキャストで同じ作品をまったく違う演出で創ってみるのもおもしろそうだなあと、野望をふくらませてみたり。

 なにはともあれ、無事にワークショップが終わってよかった。手前味噌だが、それもこれも劇団員のおかげである。事前の宣伝・企画から、当日に向けての細かい準備や会計、仕切り役の分担、懇親会の手配、酔った主宰の世話まで、また私が見ていないときにもどんどん演出補佐をしてくれたりと、なにくれとなく動いてくれた。みんなありがと。本当にどうもお疲れさまでした。また企画しようね♪
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ワークショップvol.2 1日目
2006 / 05 / 13 ( Sat )
 いよいよワークショップの日がやってきた。
 前回の初めてのワークショップでは、終わった後、私も含め劇団員全員がまるで一公演終えた後のようにどっと疲労困憊した。もちろん、達成感をともなう心地よい疲労ではあったけど、たぶんふだん使わない気を遣いすぎたんだと思う^^;)今回は2日間だし、ワークショップでそんなに疲れてもしょうがないので、自分も楽しむつもりで、自然体でいこうと気持ちを切り替える。
 今回は、なかなか稽古場が決まらなかったり、ミーティングがなかなかできなかったり、初めてのショートセッションがあったりで、準備段階ではちょっとそわそわしていたのだが、無事にこの日を迎えられてひとまずホッとした。ホッとしすぎて、劇団員集合に5分遅れる主宰。。。すびばぜん。
 稽古場として借りたスタジオシャイン荻窪は初めて使ったが、駅からもそう遠くないし、キレイで広くていい稽古場だった。難点は、ビルの3階なので、ダンスや飛び跳ねるような運動は禁止されていること。基礎練からもジャンプ系の動きを除いてメニューを組んだ。

 さて、時間になってワークショップ開始。ストレッチ・筋トレ・フットワークとまずは体ほぐし。フットワークは、新しいメニューもあったし、いつになく稽古場が広いため、慣れているはずの劇団員にとっても、かなりハード;;明日の筋肉痛が早くも思いやられる。その後、発声をしてからインプロ。インプロは、最初は抵抗のある人もいるのだが、みなさん楽しんで参加してくれたのでよかった。
モデル・アーティスト・粘土
インプロのひとつ、モデル・アーティスト・粘土

 その後、ショートセッションの台本を配る。使ったのは2年前にやった第3回公演『恋愛メニュー』。小説家を父に持つ3人の異母兄弟のそれぞれの恋愛を通して、愛情とそして似て非なる感情を描いた物語である。それぞれの恋愛は決してハッピーエンドではないが、全員が本当に心を許せる家族のもとに帰り着き、温かいつながりの中で話は結ばれていく。
 今回のショートセッションでどこのシーンを使うか、実はかなり頭を悩ませた。この物語は、最初は軽快に始まるが、後半になるにつれ葛藤や心理描写が色濃くなっていく。初めての人もいるので後半部分は難しいかな、とも思ったが、気球の稽古を体験してもらうにはやはり軽快なところをやってもしょうがないので、あえて衝突や告白が含まれたシビアな部分を2つ選んだ。(一番シビアなのはカナダに旅立った弟が帰ってくるシーンだが、そこはさすがに外した;;)
 脚本を配るとき、なんか微妙に緊張する。公演稽古の最初に、脚本を印刷した後みたい。参加者はもちろん、劇団員の中にもこの作品を全然知らない人がいるので、はじめに状況やあらすじを説明し、配役を伝えてグループ練習に入ってもらった。配役は、あらかじめ決めていたところと、会ってから決めたところがあり、人数的にどちらのシーンもダブルキャストを含むキャスティングとなった。
 グループ練習に入ってからは、私は2つのグループを交互に見ながら、演出をした。1日目の今日は、まだ読みあわせと役についてのディスカッションのみ。立ち稽古は明日のお楽しみだ。
読み合わせ
ディスカッションで役を深め合う

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すごいおみやげ
2006 / 05 / 12 ( Fri )
たばこ
これはなんでしょう?
 GWにタイに旅行に行った職場の人が、こんなおみやげを買ってきた。
 これは、現地で販売されているたばこである。写真ではちょっと見えにくいが、真っ黒に汚れた肺や、ヤニだらけの歯ぐき、吐いた煙の中に浮かぶどくろの顔、管につながれて今にも死にそうな人、といったおどろおどろしい写真が、パッケージの表裏両面に印刷されている。こういったパッケージにするように、法律で定められているのだ。私はたばこを吸わないので喫煙者の気持ちがよく分からないのだけれど、こんな写真を眺めながらたばこを吸って、おいしいのだろうか?それとも、やはりニコチンの魔力はこのおぞましい写真にも勝るのだろうか。日本では、自動販売機でいつでも買えるし、おしゃれでさわやかなイメージのデザインが多い。広告規制も、昔よりは進んだが、まだ自主規制にとどまっている。国として、禁煙施策に本腰を入れるつもりがないんだろうな。
 たまたま仕事先に来ていた看護士さんにこのたばこを見せたら、「肺がんの患者さんは、本当に苦しむんですよ。胃がんや肝臓がんなど内臓系のガンなら、すぐに昏睡に陥って、本人が苦しみを感じることはあまりないようですけど、肺がんや食道がんは最後の最後まで意識があるんです。でも、肺が冒されて呼吸がままならないから、最後は窒息と同じ状態で、苦しみながら死んでいく。疼痛ならモルヒネで抑えることもできるけど、窒息の苦しみはどうしようもないんです。」と話してくれた。お、おそろしい。。。
 私の父はヘビースモーカーだった。子どものころ、父の書斎に入ると部屋の空気が白くなるぐらい、煙が充満していたのを思い出す。60を過ぎた今でもそうである。今さら辞めることなんてないんだろうな。せめてできるだけ長く健康でいてほしいものだが。
 芝居をやる人の中には、喫煙者が多いと思う。今は、たまたま気球のメンバーは誰も吸わないけれど。私も、たばこは吸わない。別に、ばりばりの健康志向でもないのだが、私は何でもハマリ症なので、一度吸ったら絶対止められないだろうと思うからだ。仕事で疲れたとき、本書きで煮詰まったとき、寝不足でイライラしたとき、稽古がうまくはかどらないとき、小屋入り前の昂揚したとき、絶対吸いたくなるに決まってる。まあ、そのぶんお酒を飲んでいるので、人のことは言えない。でもほら、酒は百薬の長とも言うし、血行よくなるし、飲んでも飲まれなければ、まあ、その・・・;;

 でもやっぱり、大切な人には、できるだけたばこを吸わないでほしいな。
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ゴージャス!!
2006 / 05 / 11 ( Thu )
 岸谷五朗と寺脇康文の演劇プロデュース、地球ゴージャスの「HUMANITY」を観に、コマ劇場へ。晶子さんがずっと前にチケットをとってくれて、心待ちにしていた。地球ゴージャスを観るのは「クラウディア」に続いて2回目。あのとき、本田美奈子の生歌を聴いたんだったな。今日は、ユージンも入れて3人で観劇した。
 実はコマ劇場って、中に入るのは初めて。どうも、演歌歌手のイメージが強いんだけど、芝居にも使ってるんだな(当たり前か)。ロビーには屋台村のように売店が並んでいて、ちょっと国技館のようなノリを感じる。
 作品は、新商品開発に携わるサラリーマンの悲喜こもごもを、桃太郎の鬼退治になぞらえたミュージカル。テーマは正統派ながら、随所に笑いがちりばめられていて何度も大声で笑ってしまったし、ストーリーよりも何よりも、とにかく舞台にあふれる惜しみない情熱に圧倒された。舞台美術も、ダンスも、衣装も、歌も、照明も、すばらしいクオリティで、やりたいことをすべて大盤振る舞いしている感じ。イメージの豊かさに中途半端な垣根がない。舞台でできることを、また舞台でしかできないことを、これでもかとばかりに表現している。まさにゴージャス!作品を創っているときのいたずらっ子のような目の輝きまで思い浮かぶような、楽しい舞台だった。
 新宿コマ劇場で、6月11日までやっています。おすすめ☆
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ワークショップ迫る!
2006 / 05 / 10 ( Wed )
 ワークショップが今週末に迫った。昨年の12月に続いて2回目の企画。劇団員がそれぞれ分担し、準備を進めている。
 前回のワークショップは4時間限定だったこともあり、基礎練中心だった。ふだん気球でやっている基礎練やヨガ、インプロなどを組み合わせたメニュー。劇団員も含めて30名近くのにぎやかなワークショップになった。
 今回は、もちろん基礎練から始めるが、前回とはカラーを変えて、脚本を使ったショートセッションをメインにしている。そのためにも2日間、時間もそれぞれ6時間ずつ使って、たっぷり稽古できるようにした。グループごとに短いシーンの芝居をつくり、最後に発表しあう。もちろん劇団員もグループに入って、一緒に芝居づくりに取り組む。私は各グループを回って演出を担当する。そんなわけで、今回は全員がじっくり稽古できるようにある程度人数をしぼった。
 ショートセッションで使う台本は、やはり気球のカラーを知ってもらうためにも過去に上演した作品がいいだろうということでみんなで相談し、第3回公演の「恋愛メニュー」を使うことに決定した。2003年の11月にスタジオはるかでやった作品。今いる劇団員の中では、晶子さんと乃維ちゃん、ユージン、セレブ名月が、この作品には出演していた。なつかしいなぁ。狭かったなぁ、スタジオはるか。今じゃ、別の小屋になっちゃったけど。キャパが少ないので、一日3回公演とか強行していたのもなつかしい。
 あらためて、昔の台本を引っぱり出して、使うシーンを選ぶ。2年半もたつと自分でもいろいろ忘れていて、「こんなセリフ書いたっけ」と新鮮で、そしてちょっと気恥ずかしい。脚本はいろんな意味でそのときの自分のありさまを映すものなので、「ああ、このときはこんな気持ちだったなあ」と思い出したりもする。最近はわりとシリアスな長い作品が多かったので、「恋愛メニュー」はすごくポップに感じるなぁ。いつの日かまたやってみたいな、とひそかに思ったり。あのときと今とでは、私の演出も違ってくるんだろうな。もっと客観的に見られるような気がするから。

 今の劇団員と、そして今回のワークショップに参加してくれる方々と、一緒に新しい「恋愛メニュー」を作るのがとても楽しみだ♪
恋愛メニュー
当時の恋愛メニュー。みんな微妙に若い。。。
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飲み稽古
2006 / 05 / 09 ( Tue )
 稽古場でワイン
 今日は、仕事で水泳の研修があった。ひぇ〜〜。水の中で遊ぶのは好きだけど、水泳って実は苦手。水の中ででんぐり返りとか、やれって言われてもできないもん。鼻に水入っちゃうもん;;あげくに飛び込みとか言われたので、人陰にまぎれて適当に回避しつつ、どうにか研修は終了した。ふぅ。 
 夜はリバーサイドの稽古。今日の稽古には、なんと本物のワインが登場した。今回はライブスペースのあるバーで行うので、お客様もお酒を楽しめるが、役者もまた本物のお酒を飲みながら芝居をする。稽古場でお酒を飲むのも初めてだし、ましてや本番中に飲むなんてもちろん初めて。酔いが回ってセリフをかんだり、キャラが変わったりしないよう、前もって練習しておかなければならない。これからはワインの飲酒量が増えそうだ。だが、それもこれも芝居のため。私が飲んべぇだからでは決してない。
23 : 26 : 07 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
アンテナの感度
2006 / 05 / 08 ( Mon )
 稽古まみれのGWが終了した。6日の昼間、気球の稽古の前にカムカムミニキーナの芝居を観に行ったほかは、稽古してるか飲んでるかだったな。。。昨日はユージンの誕生日だったので、一昨日の気球稽古後に日替わりまで飲み、無事、○十路デビューを見届ける。おめでとう!きっと、これからますます大人の男の魅力に磨きがかかる!・・・はずだ。きっと。いや、たぶん・・・。

 GW最終日の昨日は、午前・午後とリバーサイドの稽古、夜は殺陣という強行スケジュールだった。芝居そのものはそれほど体力の要る芝居ではないが、やはり集中力を使うので、休憩のたびにどっと眠気に襲われる。演出の桜井さんなどは、休憩のたびにいびきをかいて熟睡しているほどだ。この人のバイタリティは並大抵のものではないが、そこはやはり寄る年波か?がんばれ、46歳!
 最後の最後に殺陣というのはいくらなんでも自殺行為に思えたが、やり始めたらやっぱり楽しくて、思いっきりいい汗をかいてしまった。最近、殺陣教室ではいろいろな立ち回りを教えてもらっていて、難しいけどとてもおもしろい。時間にして1分もないほど短くても、本気で立ち回りをすると1回でどっと汗をかく。殺陣をやっていると、体は熱くなるけど、頭は逆にしんとするから不思議だ。そして、こうしてますます腕っぷしが太くなっていく;;
 
 今回の役と、少しずつ仲良くなってきたような気がする。リアルでもそうだけど、私は誰かと打ち解けるまでにわりと時間がかかる。しかも、今回の役は、どうもそのへんが似たタイプのような気がする。人見知り同士が親しくなるには時間がかかるが、連休中まったりと一緒にいて、だんだん親しくなってきたような気がする。でも、まだまだ分からない部分も多い人。彼女は、何にこだわり、誰を愛し、どんなことに傷つくんだろう。笑いのツボは、堪忍袋は、誰にも言えない秘密は、どこにあるんだろう。ひとつずつ対話しながら、彼女の魅力を発見していきたいと思う。こういう妄想をふくらませている時間が、楽しくて好きだ。

 休憩時間、一人になりたくて、眠気覚ましがてら外に出たら、公園に垂れ耳ウサギがいた。きゃわいい♪小さい頃、通っていた保育園にウサギがいて、大好きだったんだよなぁ。よく小屋の前にかじりついて、ずっと見ていたものだ。飼い主さんがいたのでしばし立ち話をし、なでなでさせてもらう。ちょっと太り気味でもたもたしているところが、またかわいい。飼い主さんは「これを飼ってから、一度も旅行に行けないんだよ。ウサギは淋しいとストレスでものが食べられなくなって、死んじゃうからねぇ。」と愚痴りながらも目を細めていた。 
うさぎちゃん
かわいいうさぎちゃん♪

 ちょっとしたことが、心を浮き立たせたり、しっとりと染みたりするこのごろ。
 気持ちのアンテナを敏感にはっていこう。
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ロング稽古スペシャル
2006 / 05 / 04 ( Thu )
 リバーサイド・3日連続ロング稽古の中日。合宿以上に消耗して、途中で力尽きるんじゃないかと思ったが、元気いっぱいに稽古をしている。仕事のある日に比べれば朝はいつもよりゆっくり寝られるし、洗濯や炊事をするゆとりさえあるのがうれしい。最近、電車に乗るときは一駅となりの三鷹まで歩くことにしている。玉川上水沿いの道は、木陰や水音が心地よく、昨日・今日はウォーキングに励むたくさんの人たちとすれ違った。GWの過ごし方も、本当にいろいろだなあ。それにしても、稽古続きの3日間はまさしくレジャー日和、それを過ぎると天気は下り坂らしい。ああ、皮肉なことだ。。。
 それはさておき、稽古場の雰囲気はなかなかよい。昨日から、公演を終えたGoodayメンバー、森田くんと榛葉さんが参入したが、早くも役としての存在感をかもし出している。そして今日は、今回びっくりの出演をすることになった染谷さんも参入し、メイン6人が初めて全員そろって本読みをすることができた。いよいよ、という感じでとても楽しみである。
 考えてみれば、気球の稽古場は、ここ数回の公演はすべて大人数だったので、稽古のたびに人が多くて落ち着く暇がなかった。演出だったから、なおさらだけど。今回の客演公演は、わりと限られた人数で稽古を進めているので、なんだか懐かしい雰囲気である。この雰囲気を楽しみながら、自分のペースを守って本番に備えていきたいと思う。
 今回の私の役、今井浩子は、私よりちょっと年上の役である。立場的・気持ち的には素の私自身に近いところも多く、とても共感のもてる役だと思う。でも、私より年齢を重ねたぶんだけ、もっと大きく深いところもあり、私よりももう少しやわらかい人に思える。そして、私のように芝居にハマったりしていないし、ワインやお料理にも見識が深そうだ。近いから、共感しやすいからといって、今井浩子をやりやすいように大雑把にくくることなく、ていねいに向き合っていきたいと思う。オトナな松田凛を、どうぞお楽しみに☆
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レッツ5連休!
2006 / 05 / 02 ( Tue )
 いつもなら、通勤時間は殺人的ラッシュの中央線。ところが、昨日、今日は意外にも車内に余裕が・・・はい、みなさんGWなのですね。私の仕事はいつでも暦どおりなので、連休の谷間の平日は通常勤務。今日は、明日からの5連休がうれしくて、夕方に近づくにつれて元気になってきた。
 今年のGWは、リバーサイドの稽古尽くし。明日から3日間、連続ロング稽古である。ほとんど合宿並みだけど、家に帰らなきゃならないだけよけいにハードかも!?その次は気球の稽古、連休最終日は朝昼ロング稽古+殺陣教室の予定。かつて経験したことがない濃密スケジュールだが、芝居のことだけ考えていられる貴重な数日間。仕事ももちろん好きなのだが、集中力の分散が苦手な私は、何かひとつのことだけに集中していられる時間がうれしい。あとは、体力との勝負だわ。。。
 
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おニューな洗濯機☆
2006 / 05 / 01 ( Mon )
 私の仕事場に、新しい洗濯機が来た♪るるる〜♪
 しかも、洗濯乾燥機なので、洗濯から乾燥まで全自動でいっぺんにできるらしい。新しい洗濯機の到着を待ってためこんでおいた(?)洗濯物を入れ、さっそくスイッチオン!
 ・・・しようと思ったが、高機能すぎてボタンがいっぱい。どこを押せばいいのか分からない;; 取扱説明書を読むのは苦手なので、たいていあてずっぽうにいじってみる方だが、今回はひとまず落ち着いて説明書を開く。ふむふむ。
 だいたい理解して、スイッチを押すと、所要時間が表示されてさっそく動き出した。おお!頭がよい!しばらくしてできあがった洗濯物はほわほわで、あとはたたむだけ。楽チンだなあ、と実感。。。我が家の洗濯機はあくまでもシンプルな全自動洗濯機だから、一年中部屋干しトップのお世話になっている。これから梅雨の季節を考えるとうんざり・・・。思わず洗濯乾燥機を衝動買いしそうになったが、安い買い物でもないのでひとまず思いとどまる。でも、あったら本当に便利だろうなあ。
 こんな時代に、実家の洗濯機はいまだに二槽式である。私がいた頃から使っているのだから、もう20年近く使っているはず・・・母はいまだに全自動洗濯機の便利さを知らない。私も、ひとり暮らしをして初めて全自動洗濯機を使ったときは、あまりの便利さにあごが外れそうになった。それが今では乾燥まで一台でできるとは!
 洗濯機に限らず、家電製品の進歩には驚くばかりである。しかし、便利に慣れるのは簡単だが、不便にはもう戻れない。家の洗濯機はもう少し今のでねばるとしよう。
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