はまった
2009 / 11 / 05 ( Thu ) 私は普段、あまりテレビを見ない。特にドラマは見ない。毎週制約されるのがいやだし、かといって見逃したら悔やまれるし、最近のドラマは似たようなイケメンばかりで全然見たいと思わない。そもそも、テレビの前でじっとしていることが苦手なのだ。よほど面白くないと、すぐ気が散って違うことを始めたくなる。
しかし「不毛地帯」には、はまってしまった。今は木曜日が楽しみなほど。 フジテレビの開局記念番組だけあって、役者陣がすごい。それも、ただ売れている役者ではなくて、キャスティングが本当にいい線突いてるんだなぁ。 主役の唐沢寿明はもちろんだけど、ワキを固める役者も充実してる。おそらくもう出てこないと思うけど、松重豊や古田新太を持ってくるなんて、それだけで面白くないはずがない。松重豊のあの何とも言えない笑顔、古田新太のあの庶民感、さすがだ。これからもまだまだ絡んできそうな新聞記者に、阿部サダヲ。これも楽しみ。今日は、亡くなった柳葉敏郎の妻役に、長野里美が出ていたし!ワンシーンだけなのに、とても光ってたl。このあたりはみんな、小劇場演劇出身の役者たち。舞台役者たちが、上質のドラマの底を支えているんだねぇ。 和久井映美もいい。あの地味さが。本当はああいう奥さんを裏切らないでほしいけど、この先の展開はさらに流転していくんだろうな。何しろ、天海祐希や小雪が、この先のシーンで手をこまねいているし。何もないはずがない。 最近、物語を渇望していた。芝居を見てもテレビを見ても、物語の引き立つ作品に久しく出会っていない。しかもこの作品は、芝居を楽しめる。登場人物の誰もが語りすぎない、そこがいい。黙っている表情が多くのものを語っているので、画面に釘付けになってしまう。 あえて難点を言うなら、いくらなんでも多すぎだと思う、CMが(笑)。 |
面白くない事件
2009 / 10 / 31 ( Sat ) なにやら、34歳女性の結婚詐欺師が、ニュースをにぎわせている。
しかも、彼女に貢いだ男性たちが、何人も不審死を遂げているとか。ひぃ。 殺人容疑で再逮捕される日も、そう遠くはないだろう。 それにしても、見るからに普通の、いやどちらかと言えば地味な女性だよなぁ。まぁ、世間に出回っているのが相当昔のものと思われる写真だから、今はどうなっているのか分からないけれども。しかし、彼女に貢がれた金額の合計は、数千万にも上るとか。とんでもない金額だ。誰か、私にそれぐらい投資してくれないだろうか(笑) ま、それは冗談として、事件にはいつも心騒いでしまう私だが、この事件は全然面白くない。 なぜなら、この女性に、ほんの一分の理もないから。なんの葛藤もないから。 この人は、自分の利益のために、人の真心を利用したのだ。正直なところ適齢期を過ぎた男性の、切実に結婚したい気持ちや、老後を不安に思う気持ちにつけ込んだのだ。相手の男性は、彼女との未来を、本当に楽しく思い描いていたかもしれないのに。 双方合意のもとに、お金で体を売ったのならまだいい。でも、この人の体は、人の真心や未来や、ましてや命には、決して値しない。 想像するに、この人は自分に貢いでくれる男性の存在によって、女性としての自意識を満たしていたのだろう。男性が自分に渡してくれる金は、すなわち自分の価値を表すものだったのではないか。しかし、人から与えられる価値付けは時間とともに必ず目減りしていく。やがてありのままの自分が馬脚を現し、思い通りに評価されないことに不満や不安を覚え、また次のターゲットを求めていく。そんな悪循環から、抜け出せなかったのではないか。もちろん、同情の余地は全くないが。 結局、この女性が一番好きだったのは自分だったのだろう。やっぱり、この事件は面白くない。 |
異種混合のススメ
2009 / 10 / 27 ( Tue ) 最近の大学入試は、いわゆる難関校を除いて、推薦やAO入試の枠が拡大し、中には新入生のうち一般入試で入学した者は2割程度しかいない大学もあると聞いて、驚いた。だから、大学進学を目指す高校生でも、ほとんど勉強しない子も多いのだと。そりゃそうだよなぁ。推薦で楽に合格できるなら、一般入試を突破するためにガリガリ勉強するなんて、馬鹿らしく思えるだろうし。勉強する気はそれほどないけど、とりあえず大学には入りたい(入れたい)側と、少子化のあおりを受けて少しでも早く学生を確保したい大学側との利害が一致した結果なのだろう。
自分を振り返ると、決してコツコツ勉強するタイプではなかったが、それでも大学入試の時が一番勉強したように思う。まぁ、所詮受験勉強だから、今ではほとんど覚えていないし、どれほど自分の人生にとって役立ったのか分からない。でも、何かを叶えるために出来る限り努力する、そういうことを体験した時間ではあった。そして、それほどの努力をしてなぜ大学へ行きたいのか、自分は何になりたくてこんなしんどい時間を過ごしているのか、そういうことを自分の中で問い続ける時間であったように思う。 勉強せずに、簡単に大学生になる高校生の未来を、ふと案じてしまうのは考えすぎだろうか。 えーと、しかし、このことに関して私が一番危惧するのは、勉強しない大学生の未来ではない。 かつて誰もが高校へ進学する、高校全入時代と言われた時期があったが、これからは大学全入時代へと向かいつつあるようである。もはや学歴が将来を保証してくれる時代ではないと思うが、それでも学歴信仰には拍車がかかっている。将来を決められないモラトリアム時代において、大卒というカードはいまだにオールマイティな持ち札なのだろう。某政党も、学費の軽減をさかんに打ち出しているようだ。 だけど、そこにステイタスの偏りを感じるのである。学力が高いこと、学歴が高いことは、最も価値のあることなのだろうか?そこに最高の価値を見いだす社会は、結果的に貧しくなってしまうのではないだろうか? 物作りの技を持った人、農作物を育てる人、芸能に秀でた人、社会を構成するさまざまな立場を、対等に価値づける意識がなければ、社会は単色化し、合理的でないものは失われていくだろう。すでにその傾向は表れており、手間のかかる伝統的な文化や、手の込んだ製品はどんどん敬遠され、廉価な商品がもてはやされている。時間をかけて培われてきた、簡単に真似の出来ない技術を、みすみす淘汰させる愚かさに気づかなくてはならない。たとえば、私の好きな着物。織りも染めも絞りも手間がかかり、極めて不経済な産物である。けれど、日本が誇れる伝統文化のひとつである。本当に価値あるものは、合理性よりも大事なものを伝えているのである。 学力や学歴が分かりやすい指標ではあるとしても、本当の価値は、その人が何をしたいか、何に魅了され、あるいは何に使命を感じ、どんな努力が出来るのか、そして何をやっているのか、そういうところにあるはずだ。分野を問わず、そういう志を持った人を育て、助成し、残していく社会でありたい。むしろ分野の異種混合によってこそ、全体が成長し充実するのだと思う。 政府には、もっと懐深く、多様で活力あふれる国民像を描き、提案してもらいたいものだ。もちろん、すべてが政府の責任ではなく、個人個人がものの価値というものを、真剣に考えなければならない時代なのだと思う。 |
三連休
2009 / 10 / 12 ( Mon ) 今年は、秋の連休が多くてうれしいな♪3日休むと、ずいぶんのんびりできる。まぁ、ふだんの週末が、動きすぎなんだけどね。。。
土曜日は、着付け教室&殺陣教室と、稽古のハシゴ。着付け教室は認定試験のペアも決まり、いよいよ試験に向けての稽古に余念がない。実技試験は、着物&袋帯の自装(自分で着ること)と、着物&名古屋帯の他装(人に着せること)があり、いずれも10分で完成しなければならない。特に他装の方は、手順をアナウンスしながら行うために台本があり、それを暗記しなければならない。いやはや、よもや着付けでセリフを覚えるとは。。。しかも、声の大きさを買われたのか、トップバッターになってしまってドキドキ。出落ちしないようにしないとね。 でも本当に、着付けの世界はやればやるほど奥が深い。完璧を求めていくと、ほんのひと撫で、ほんのひと手間で、着付けの仕上がりが全く変わってくることがあって、何事によらずおおざっぱなO型人間にとっては、要所要所でのツメが課題である。よけいなしわの一本までも、結局はどこかの見落としが響いているのであって、それは後からでは取り返しがつかないのだ。 さて、稽古後は殺陣教室へ。最近、殺陣メンバーは公演の本番を抱えている人が多くて、毎度参加人数が少ない。この日に至っては、私以外の唯一の参加メンバーであった佐藤くんがドタキャンとなり、ついに生徒は私一人であった。師匠と二人で筋トレをやるのは地味にキツイものがあったが、後半は素振りを細かく見てもらったり、型を確認できたりしたので、お得だったかも。半年前に手に入れた居合刀の扱いにも、だんだんと慣れてきたし。 8時頃、主宰・桜井氏が合流。高校時代の同窓会帰りですでに出来上がっていた桜井氏は、佐藤くんのドタキャン欠席をいたく嘆いていた。多少のけががあったにせよ、見て学ぶこともできるはずだと。。。まぁね。佐藤くんは私よりもずっと若く、体力も運動神経もいいのだから、稽古の機会を不意にするのはもったいない。でも、殺陣教室にかかわらず、さまざまな機会を本当に大事にできるようになったのは、私もずいぶん大人になってからだったと思う。自分の時間というものが、無限ではなく限られていて、今日できることが明日はできないかもしれず、誰にでもできることではないというのを、感じるようになったのは。がんばれ、若者!そして、私たちは居酒屋ふじでやけ酒(?)と称するいつもの飲みになったのでした。 ![]() ばばんばばんばんばん♪あー、びばびば さて連休最終日の今日は、上野動物園へ行った。前に来てから、かれこれ20年近くたってる!?パンダ、今は上野動物園にいないんだねぇ。。。 連休の動物園は子供連れで想像以上に混んでいたが、動物たちはみんなアクティブで、サービス精神旺盛だったので、十分楽しめた。下の写真はお母さんライオン。3匹の子供たちが、けっこう大きいのにもかかわらず、じゃれ合って激しく遊んでいるのを横目に、きりりと威厳のあるまなざしでたたずんでいるのが印象的だった。 ![]() ああ、たっぷりのんびりできた週末。明日からまた平日、がんばろう。 |
おめでとう♪
2009 / 10 / 02 ( Fri ) 先週土曜日、気球に何度も客演してくれたあかりちゃんの結婚式でした。天気は最高で、結婚式日和。そういえば、式からちゃんとした披露宴、そしてパーティーと一日中お呼ばれするのも久しぶりだったなぁ。ちなみに、ダンナさまとなる彼も、何度か一緒に飲んだことのあるとっても優しい、気の利く彼です。ほんわかした空気がぴったりの、お似合いの二人♪
![]() 聖歌隊の生歌が響くチャペルで、結婚式。あかりちゃんがお父さんと入場してきます。背の高いあかりちゃんには、トレーンの長いドレスがよく似合うなぁ。 光り輝くバージンロードの途中で、お母さんがヴェールダウンを。最後の花嫁支度を手伝って、両親そろって娘を見送るシーンは感動的でした。大事に育てた娘を託す、ご両親の思いはいかに。 ![]() 式を終えた二人を囲んで、チャペルの前で記念撮影。白いドレスと薄いピンクのタキシードに、明るい日の光が照り映えて、とってもきれいでした。続いて披露宴会場へ。入り口から、あかりちゃんのお手製と思われるクマやウサギのウエルカムドールたちがずらり。かぁわいい♪こういうところも、かわいいもの好きなあかりちゃんらしい。 ![]() 披露宴でのお色直しドレスは、深い赤。ドレスの色当てクイズ、当てました!ヘッドドレスと、ブーケ代わりの飾りパラソル(?)はあかりちゃんお手製なんだとか。随所に登場するたくさんの手作りグッズ、がんばったねぇ。結婚にのぞむ気合いを随所に感じました。私の時はリングピロー作っただけで力尽きちゃったけどね;; ![]() そして、夜の二次会パーティーには、芝居仲間も大勢集まりました。私は、司会をやらせてもらいました。といっても、半分ぐらいは披露宴から流れてきた、すでにできあがっているお客さんたちなので気が楽。今度は、ピンクのドレスに着替えて新郎新婦入場。やっぱりあかりちゃんはピンクだよね〜。3着目のドレスもとっても似合ってました。途中、劇団◇熱気球計画によるプチ芝居をプレゼント。今回は私も出演したんだけど、それまでに飲み過ぎていたのか、せりふを忘れちゃったり、最後のキャスト紹介を忘れちゃったりしました。ま、お祝いの席なんで、ご愛敬ってことで(汗)。 いやほんとに、結婚ラッシュなこのごろです。ハッピーな空気に触れると、見ている方もなんだか気持ちが新鮮になったような気がする!さぁ、次は誰かな? |







